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2011年6月23日 (木)

5月の読書のまとめ

5月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:4140ページ

ペンギン・ハイウェイペンギン・ハイウェイ
素直にアオヤマ君がうらやましいと思った作品。一日一日と確実に成長を遂げる彼に、嫉妬しちゃいそうになった。基本的には初恋が軸の物語を、ペンギンとかジャバウオックとか一見無意味なアイテムを挿入しながら、SF仕立てのファンタジーに仕上げているあたりが、個人的にはツボにはまった。続きが是非読みたい作品。でも、ちょっと読むのが怖い気もする。
読了日:05月31日 著者:森見 登美彦

もう誘拐なんてしない (文春文庫)もう誘拐なんてしない (文春文庫)
ボーイズ・ミーツ・ガールのお話でありながら、ミステリの醍醐味もしっかり織り込んだ作品。まあ、ご都合主義な面も多々あり、物足りない点もないではない。いつも通りのテンポの良い会話と、ツッコミありのキャッチボールは楽しいけど、マンネリ感も否めないところ。キャラの立ち方も、今回の皐月のような過激なできる女と、お嬢様系の天然キャラ、そして煩悩のかたまりのようなのんきな男子など、パターン化しているものの、そこはそれなりの味があったりして。個人的には好き。でも、もう少し先が読みたい気もするなあ。
読了日:05月29日 著者:東川 篤哉

八日目の蝉 (中公文庫)八日目の蝉 (中公文庫)
家族って何だ、親子って何だと考えさせられると同時に、どうにも感情移入できる登場人物がいないと感じてしまった。男として、彼の所行を許すことはできそうにないし、だからといって周りの女性たちを肯定する気にもなれない。ラストの余韻も、なんか個人的にはうつろな感じが否めない。否定的なコメントではあるが、偉そうなことを書いてしまえば物語自体の力は、間違いなくある。ただ、個人的に彼女たちの行為に共感できないだけかな。
読了日:05月23日 著者:角田 光代

交換殺人には向かない夜 (光文社文庫)交換殺人には向かない夜 (光文社文庫)
烏賊川市シリーズ第4弾。人物たちのキャラがこなれてきて、その分ちょっと鼻につくところがあったけど、相変わらず安心して楽しめる。今回、題名がすでにネタバレなんじゃあという危惧は、大技でねじ伏せようとしてます。これをどう評価するかですが、個人的には嫌いじゃありません。当分楽しませてもらえそうなシリーズですね。
読了日:05月19日 著者:東川 篤哉

学ばない探偵たちの学園 (光文社文庫)学ばない探偵たちの学園 (光文社文庫)
この作品の舞台「恋ヶ窪学園」は「放課後はミステリとともに」にも登場します。そっちを先に読んじゃってたんですが、こちらの方もなかなか面白かったです。特に探偵部の三人組がよい味を出しつつ、ドタバタ劇を強力に牽引しています。トリックの是非はおいておくとしても、ロジックはなかなか面白いです。
読了日:05月17日 著者:東川 篤哉

カササギたちの四季カササギたちの四季
リサイクルショップを営む華沙々木と相棒の日暮、そして店に出入りするわけありの女子中学生・菜美。何かというとトラブルに首を突っ込みたがる華沙々木と、それをフォローし続ける日暮れのコンビが楽しい。それぞれの事象の陰に隠されている人間模様も好感が持てる。でも、一番肝心な部分が現れてないんじゃないかなんて印象を持ってます。日暮さんいい人過ぎです。
読了日:05月15日 著者:道尾秀介

完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫)完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫)
烏賊川市シリーズの第三弾、鵜飼杜夫、戸村流平、二宮朱美らの探偵メンバーと砂川警部、志木刑事の警察コンビの活躍とかけ合いがいつも通り楽しい。トリックについては現実にどうのこうのというより、発想の飛躍を堪能すべし。このシリーズ安定感がありますね。
読了日:05月14日 著者:東川 篤哉

館島 (創元推理文庫)館島 (創元推理文庫)
相変わらずさくさく読める。女性探偵(しかも美人)と、粗忽な刑事の組み合わせも、ありきたりだけど楽しい。最近推理しながら読むというよりは、どんな風に落とすのかを楽しみながら読んでいるので、結構楽しめた。しばらく彼の作品にはまりそう。
読了日:05月10日 著者:東川 篤哉

シューマンの指 (100周年書き下ろし)シューマンの指 (100周年書き下ろし)
物語当初から語られる、過剰なまでのシューマンの楽曲に対する蘊蓄の嵐。それほどシューマンに愛着のない自分にはちょっとつらいものがありましたが、最後の衝撃にたどり着くことだけを考えて読み進めました。ラストの衝撃とやらは、はっきり言って自分の好みではありませんでしたが、読了して、少しだけシューマンのピアノ曲が、聴きたくなりました。でも、自分はグールドが好きなんだよなあ。
読了日:05月08日 著者:奥泉 光

ナニワ・モンスターナニワ・モンスター
前半に出てきた魅力的なキャラが、後半生かされていないのが残念。なんでも、強引にあちらの話題に持っていくのも、個人的には減点材料。インフルエンザの方に物語が絞った方が、面白くなったのではないかななんて素人ながら思ったりする。
読了日:05月05日 著者:海堂 尊

ジェノサイドジェノサイド
楽しみにちょっと寝かせておいた本を、一気読みしてしまった。進化した人類と人類の対決を軸に、人間の醜さと可能性、さらに親と子の絆を描いた秀作。個人的に科学者の知識欲にため息をつき、新薬の開発のカウントダウンは、ハラハラドキドキ。今年読んだ本では「ダークゾーン」に並ぶ疾走感。
読了日:05月03日 著者:高野 和明

読書メーター

 5月分の読書のまとめを、こんなふうにアップしておきます。しばらく定期的なブログのアップは、できそうにありませんので…。復活は後日に…。

2011年5月14日 (土)

招き猫をそう使うのかあ「完全犯罪に猫は何匹必要か?」自分のための読書日記Part.189

Kanzenhanzainineko 東川篤哉さんの烏賊川市を舞台にした、ユーモア・ミステリシリーズの第三弾。

 今回は、招き猫によって入口をふさがれた、ビニール・ハウスの中で起こった殺人事件を、烏賊川警察の名コンビ、砂川警部・志木刑事、そして名探偵の誉れも高い鵜飼杜夫、助手の戸村流平、そして経理担当?二宮朱美らの、おなじみの面々が解決していくことになります。

 とにかく会話のテンポと、ユーモアたっぷりのかけ合い、時々入る地の文のツッコミなどが楽しい。

 でも、ミステリとしてのトリックの部分も、なかなかの味です。正直、現実的かどうかは別として、アイディアはなかなかだと思いますし、招き猫などの小道具の使い方もさすがです。アイディアの秀逸さが好感。

 しばらくは、このシリーズを追いかけることになりますね。しばらくぶりにはまりそうな予感。

「完全犯罪に猫は何匹必要か?」 東川篤哉 著
光文社文庫 2011/5/14読了 評価(6/10) 

2011年5月12日 (木)

溶解たちの憂鬱「豆腐小僧 双六道中 おやすみ」自分のための読書日記

Toufu 少し前に読了した本ですが、1作目が好きだったので思わず購入したものです。

 今、映画もやってますよね。映画の方はどうやら現代が舞台のようですが…。

 さて、幕末の世の中に突然沸いた妖怪、「豆腐小僧」のお話の第二弾。今回は、消えない妖怪の秘密が明らかにされます。

 まあ、軽妙な語り口と、豆腐小僧、達磨たちの掛け合いなど読んでいて楽しい作品ではあります。ただ、1作目ほどほのぼのとした感じがなかったのは、ちょっと残念かも。でも、現代版の短編も出ておりますので、併せて楽しむとなかなか良いです。

 それにしても、土地の神様やら天狗やら、狸に狐に化け猫。日本人って本当に想像力豊かだったんですねえ。

 でも、この本のサイズどうにかなりませんか角川さん。読みにくい。

「豆腐小僧 双六道中 おやすみ」 京極夏彦 著
角川書店 評価(6.5/10)

2011年5月11日 (水)

私はグールドファン「シューマンの指」自分のための読書日記Part.187

Shuman さて、最近読んだ本の感想シリーズを続けますよ。今日取り上げるのは、「シューマンの指」です。

 冒頭からとにかく、異常なまでのシューマンへの執着。正直、これには圧倒させれると同時に、ちょっと辟易させられました。

 シューマンは、交響曲1番・4番、チェロ協奏曲にピアノ協奏曲などはたまに聴きます。ダヴィッド同盟舞曲やピアノソナタ、交響的練習曲なんかは、持ってはいますがほとんど聴かないですね。

 ミステリとしての肝の最後の20Pですが、正直そんなに衝撃を受けなかったですね。あの手の流れに前例がない訳じゃないし、はっきり言って好みじゃないんで…。

 何より私はグールドのファンなので、マイナス要素が多し。確かにうなずけるところもあるんだけど、真っ向否定されるとやっぱりむかついたりして(笑)。

 私なんかは、中途半端なクラシックファンなので、おもしろさ半分というところですが、詳しい方が読めばまた評価は変わるかもですね。

「シューマンの指」 奥泉 光著 講談社
2011/5/8読了 評価(4/10)

2011年5月10日 (火)

ユーモアミステリもなかなか「館島」自分のための読書日記Part.186

Yakata_2  さて、最近すっかり活字付いている私ですが、今日は東川篤哉さんの「館島」を読了しました。

 ここのところ、とにかく夜が長い日がある(眠れなくて)ので、どうしても読書が進んでしまいます。これでもかと言うほど本を買っちゃったりして、かみさんの顰蹙を買っていますが…。

 さて、でもこの方の本は、とにかくさくさく読めてしまいます。この作品も、女性探偵(しかも美人)と、粗忽な男性刑事のコンビが、テンポよいユーモアを絡めて大活躍。そこにさらにお嬢様キャラ(これも彼の作品には必須ですね)まで登場の大サービス。

 でも、侮るなかれ、ミステリの部分は意外に骨太。トリックの方は《ちょっとネタバレ》 題名をみると何となく見当がついてしまう(特に綾辻行人さんのシリーズを読んでる人々には) 《終了》のですが、これはこれで十分面白い。

 特に最近、謎解きに本気で取り組むと言うより、だまされる過程を楽しんでいる当方としては、なかなか面白く読めました。探偵役のロジックの方もそれなりに納得。この辺には著者のこだわりが感じられますね。

 さて、しばらく彼の作品で楽しんでみようかななんて思ったりしてます。

「館島」 東川篤哉著 草原推理文庫
2011/5/10読了 評価(6/10)

2011年5月 9日 (月)

この疾走感はなかなかかも「ジェノサイド」自分のための読書日記Part.185

Genocide_2  さて、読書メーターなるものを始めてみました。これがなかなかおもしろいサービス。まあ、もう皆さん知ってると思いますが…

 で、一番最初に取り上げたのが、「ジェノサイド」です。

 あらすじとかすっ飛ばしますが、とにかくこの疾走感は、今年読んだ「ダークゾーン」に並ぶかな。

 まあ、ラストとか物足りないところもあるのですが、それを補ってあまりあるリーダビリティといいますか、物語に最後まで押し流される感覚は、結構お気に入りです。

 しばらくは、この程度の感想を続けていこうと思ってます。無理せず、細く長く。

2011年5月 8日 (日)

期待はしてなかったけど…

 さて、しばらくブログの更新をさぼっていました。正直、避難生活をブログに綴るのが苦痛だったのです。

 多くの被災者の中で、あの日(3月11日)以来、時間が止まっているような感覚。しかも追い打ちをかけるような原発事故は、まさに悪夢以外の何者でもありません。

 そんな中、どうにか新生活が始まり、仕事の方もどうにか始まり、時間って何となく流れていくんだなあと、人ごとのように感じる昨今です。

 たまには、愚痴も出るかとは思いますが、そもそもこのブログは、読書や音楽、映画の備忘録として始めたものなので、不定期でも続けていきたいと思います。

 ただ、音楽の方は、当分無理そうですねえ。何せコレクションはすべて自宅に置き去りなので…(溜息)

 さて、最近はとりあえずドラマにはまってます。特にはまってるのが「マルモのおきて」と「BOSS」「遺留捜査」です。

 「マルモのおきて」は、子役二人の可愛らしさ爆発で、それだけでも許せちゃう感じですが、とにかく阿部サダヲさんがはまってますよねえ。家族って何だろうって、結構真面目に考えちゃったりできるドラマ。喋る犬は、これからどんな風にストーリーに絡んでくるかも楽しみですねえ。

2011年3月27日 (日)

1000万倍

 毎日、かなりの数の人と電話で話すようになっています。今日は大学時代の先輩2人と、職場の後輩。

 3人とも被災者であり、避難者でもあります。

 共通の話題は、学校のこと。子どもたちの学校をどうするかと言うことです。福島県では、現在のところ市町村単位で、対応策を考えているため、足並みがそろっていません。

 私が避難している市では、すでに新学期からの転入生を受け入れ始めているのですが、例えば兄弟に高校生がいる場合など、最終的にどこに居住地を定めたらよいかなかなか決まらないのが実情です。

 県の教育委員会も、まだ具体的な対応策を出せずに、とりあえず原発の方の状況を見守っているといった様子でしょうか。

 で、今日は発電所のタービン建屋の中で、原子炉の1000万倍以上の濃度の、放射性物質が検出されたというニュースがありました。1000万倍以上ってどんな数字で、どうなればそんな放射性物質が存在するようになるのか…

 また、この数字がその後5万~6万倍に訂正されたそうですが、このあまりの落差にも唖然。何を信じればよいのかわからなくなってきます。しかも測定対象の物質を間違えたとか…。

 また、これによって復旧作業が遅れることは必定ですね。放射能漏れも、どこまで…。今日も不安材料だけが増えていくように思います。さて、明日はどうなることやら…。

2011年3月26日 (土)

祖母は…

 昨日、かみさんの祖母が亡くなりました。被災地の病院に入院していたのですが、避難指示により病院の移動を余儀なくされ、だいぶ負担がかかったようです。

 うちの猫のうちの1匹、一番小さくて一番活発なやつは、祖母が飼っていたものを、入院を機にうちで預かったもの。忘れ形見と言うことになってしまいましたね。

 正直、原発の事故がなければ、もう少し看病したりお見舞いに行ったりもできたのにという思いはあります。私なんかよりうちの次女やかみさんは、もっと言いたいことがあるでしょうね。振り上げた拳はどこに向かって振り下ろせばよいのやら…

 そんな中、今日も続く原発騒動。もう感覚が麻痺して、少々のことでは驚かなくなってはきましたが、被災地でがんばっている人の話などを聞くと、やはり家に帰りたいという思いが強くなります。大人だけだったら、とっくに帰ってますねきっと。

 明日は、祖母を火葬にします。被災地では火葬にすらできない方たちがたくさんいます。私の居住地では、まだ発見されていない方もいっぱいいることでしょう。祖母のお骨は、しばらく祖父と一緒のお墓には納められません。

 今日も、被災地は寒い夜を迎えます。多くの人々に、少しでも良い明日がくることを祈るしかありません。

「闇が深くなるのは、夜明け直前だからこそ」

2011年3月25日 (金)

水問題に思ったりする

 さて、今日の朝のニュースは、水道水に混入した放射性物質の問題で持ちきりでしたね。とりあえず、あれだけ水蒸気をあげたりしているわけですから、福島第1原発から漏れてないと思う方がおかしいわけで、となればどこまで広まってしまうのか心配なのは、誰しも一緒でしょう。

 専門家たちはテレビで、「問題ないレベル」と言っておりますが、まあ「親」の立場では、とりあえず「通常より多い」ということ自体が問題。これは止めることはきわめて困難でしょうね。これからしばらく、ミネラルウォーター争奪戦が続くことでしょう。

 で、そういうのを冷静に見ている人も、あるいはその渦中にある人も、一番問題なのは「いつまで?」ということなのだと思います。この問いかけについては、政府も専門家も明確な答えを出そうとしてくれません。この原発事故で、被害を受けている人々が一番聞きたいのは、この答えなんですよね。

 さて、我々福島県に住んでいる人も含めて、正直、「生活に必要不可欠」という理由から「原発に関する思考停止」をしていたことは間違いないと思います。私も、その一人であったことも認めざるを得ません。おそらく今回の事故がなければ、いつか事故が起こるまでそのままだったはず。

 でも、やはりどれだけ準備をしても、「想定外」は起こりえるのでしょうね(今回の事故に関して言えば、想定外のハードルはやや低かったといえると思いますが)。であれば、やはりこれから脱原発の方向に舵を切っていくことが、必要不可欠であると考えます。

 こんな事故が起こらなければ、それを考えられなかった自分の不明を、ただただ恥ずかしいと思います。だからといって、今の理不尽な状況を許容することはとてもできませんが…。

 ついでにコネタマにも参加しておきます。セリーグの開幕騒動に思うこと、正直セリーグの機構側は「阿呆」です。選手側の方がよほど良識があるといえるでしょう。また、正直、夏場のナイターなどは、問題外になる可能性が高くなるのではないでしょうか。特に東京ドームのようなドーム球場での開催自体が、東電のエリアでは厳しいでしょうね。また、他の電力会社も、おそらく東電の不足分をカバーする側に回るでしょうから、そんなに余裕はなくなるでしょうね。でなければ日本の夏を乗り切ることは、なかなか難しいのではないでしょうか。

ブログネタ: セ・リーグの開幕騒動、どう思う?参加数拍手

«今日もまたいろいろあったなあ。

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